第四章 教育・文化 第八節 埋蔵文化財623-629
新修 江府町史
第四章 教育・文化 第八節 埋蔵文化財 『江府町史』には、荒田豆が原遺跡、佐川竪穴住居跡、江美城城跡等について詳しく載されている。その後の主な発掘についてその概況をみる。 (平成九年一二月〜平成一〇年三月調査) 江美城跡 江美城跡の遺構を明確にする必要性が生じ、水田の東側に残る土塁状の高まりについて 発掘調査がおこなわれた結果。 ①遺構について 検出された遺構は石垣、石段礎石などで当
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第四章 教育・文化 第八節 埋蔵文化財623-629
第四章 教育・文化 第八節 埋蔵文化財 『江府町史』には、荒田豆が原遺跡、佐川竪穴住居跡、江美城城跡等について詳しく載されている。その後の主な発掘についてその概況をみる。 (平成九年一二月〜平成一〇年三月調査) 江美城跡 江美城跡の遺構を明確にする必要性が生じ、水田の東側に残る土塁状の高まりについて 発掘調査がおこなわれた結果。 ①遺構について 検出された遺構は石垣、石段礎石などで当
第四章 教育・文化 第五節 生涯学習549-585
第四章 教育・文化 第五節 生涯学習 最高学府「明徳学園」 江府町の生涯学習は、「明徳学園」をまず取り上げねばならない。「明徳学園」は、昭和四九年(一九七四)六月二五日、入学生一六〇人で開校した。同日に学生自治会が発足し、初代会長に井上利裕が就任している。 写真 一般教養・講演 開設趣旨には、次のように書かれている。 「社会の急激な変化と高齢者人口の増加に伴い、生活課題も増大し多様化して
第四章 教育・文化 第一二節 国民文化祭651-658
第四章 教育・文化 第一二節 国民文化祭 国民文化祭が平成一四年(二〇〇二)、鳥取県で開催されることが決まり、江府町はどういう形で参加するのか何度も協議を重ねた。江府町は、「水」が豊かな町であり、水の重要性を再認識するとともに自然保護を推進することの大切さをアピールするために「水」のテーマで参加することに決定した。 ・アクア・フェスタin江府(〜生命育む水とブナの森からのメッセージ〜)
第三章 環境・福祉保健 第一二節 高齢社会429-439
第三章 環境・福祉保健 第一二節 高齢社会 高齢化社会から高齢社会へ 全人口のなかに占める六五歳以上の高齢者人口が、七%を超えた社会を高齢化社会、その割合が一四%を超えた社会を高齢社会という。 表32のグラフで見ると、江府町は昭和四二年(一九六七)には既に高齢化社会に入り、昭和五五年には高齢者の占める割合が一五・七%であることから、昭和五〇年代当初には高齢社会に入っているものとみられ、高齢者
第四章 教育・文化 第一節 教育の歩み465-514
第四章 教育・文化 第四章 教育・文化 第一節 教育の歩み 江尾小学校の沿革概要(『江尾小学校沿革誌』抄) 明治6 江尾、小江尾、佐川、久連、洲河崎、下安井、貝原、武庫、俣野、宮市、下蚊屋、助沢、御机、美用、杉谷、貝田の一宿一五村を連合して第四大学区第一七中学区第一三三番江尾小学校を創設し、東祥寺を仮校舎として開校する 明6・5・25 通学不便な理由で、俣野、武庫、洲河崎、下安井、貝田分離
第三章 環境・福祉保健 第一三節 介護老人問題440-447
第三章 環境・福祉保健 第一三節 介護老人問題 特別養護老人ホーム 写真 チロルの里特別養護老人ホーム 江府町の住民の人口構成は、平成四年(一九九二)一月末現在、人口四六三九人に対して六五歳以上が一一〇四人、高齢化率は二三・八%になっている。このうち寝たきり老人は三一人、独居老人六三人(平成一九年二月現在一四〇人)、近隣の施設入所者一二人。高齢化率はさらに進行しており、将来に向けて特別養護老
第四章 教育・文化 第二節 教育施設515-524
第四章 教育・文化 第二節 教育施設 江府中学校創立 江府中学校は昭和三四年(一九五九)四月一日、江尾、米沢、神奈川の三中学校と日光中学校の一部の統合が実現して発足した。 その誕生の経緯は、『江府町史』に記載してあるので省略する。 以来、施設設備の充実は、三か年の建設計画のもとに、第一期工事(昭和三四年度)として本校舎鉄筋三階建て一二教室、その他付属建物等を建設し、昭和三五年(一九六〇)四月
第四章 教育・文化 第三節 教育活動525-540
第四章 教育・文化 第三節 教育活動 江府町教育振興会指定研究 科学技術や情報化の進展に伴い、社会の変化に主体的に対応できる能力や創造性の基礎を培うことの重視が、社会のニーズとして強く要求されるようになってきた。 学校教育において、思考力、判断力、表現力等の能力、とりわけ創造性の基礎となる論理的な思考力、想像力、直観力の育成が重視され、江府町管内の小・中学校も精力的にその育成に取り組んできた。
第三章 環境・福祉保健 第一〇節 保育園422-424
第三章 環境・福祉保健 第一〇節 保育園 保育園の沿革 昭和三九年(一九六四)五月、江尾字土井の内に統合新築された緑ヶ丘保育園(定員九〇名)も再度、昭和五四年久連地内へ「子供の国保育園」として新築移転を行った。以下は、保育園の沿革である。 昭和二七年二月 江尾町において、児童福祉施設設置認可申請、同年三知事認可 四月 大字江尾五〇五番地江尾中学校舎跡に緑ヶ丘保育園(定員七〇名)を
第三章 環境・福祉保健 第一四節 少子化問題448-453
第三章 環境・福祉保健 第一四節 少子化問題 少子化社会問題 表41 わが国合計特殊出生率 少子化とは、出生率の低下により子どもの数が少なくなることをいう。わが国の出生率は、第二次ベビーブーム期の昭和四八年(一九七三)をピークに減少に向かい、以来、政府の重要課題の一つとして、もろもろの施策を行っているものの、その傾向に歯止めはかかっていない。次に、わが国の大まかな出生率の推移、本町における出